淡水から海水!

「サメ、タラ、イトヨリ、ベラ」、えーっ、ベラも原料になっていたのですか・・・?  みなさま、これらを原料に作られていて我々がよく?かどうかは分かりませんが頂く、これなんでしょう?  ちなみに私は魚は「見るもので、食べるものでない!」としている、お魚嫌いの人なのですが・・・!  なーんだ?  お魚は嫌いなのですが、私はこれよくお酒のおつまみとしては頂きます、チョット火を通してとか、ワサビなどと一緒になんて言うのが好みですが!
そうです、スギなどの板に半円筒形に盛り付けたアレ、「かまぼこ」ですよ!  板につけているから「板かまぼこ」ですが、東北の仙台土産は「笹かまぼこ」ですよね、この「笹かまぼこ」の由来は明治初期に仙台で「ヒラメ」が沢山取れ、大漁が続いたそうです、その時に保存するためにすり身にしてカマボコを作り焼いたそうで、その時に「笹の形」にしたのが始まりだそうです!が、でもその時は「笹かまぼこ」とは呼ばずに「手のひらカマボコ」と言っていたそうです!  そして昭和に入ってから、仙台と言えば「仙台藩伊達家」ですが、その家紋が「竹にスズメ」でその笹にちなんで「笹かまぼこ」と呼ぶようになり、次第にその名前に統一されてきたそうです、ただ今でも作られた時の呼び名、「手のひらカマボコ」と商品名を付けているものもあるそうです!
作られた当時の最初はすり身を竹の棒に筒状に巻き付けて作っていたので、その形が「蒲(がま)の穂」に似ている所から「蒲鉾」と呼ばれるようになったそうです!  さらに最初の頃は今のように海水魚でなく淡水のナマズなどを原料にしていたそうで、その確認できる一番古い物はなんと「平安時代」の永久3年(1115年)と言う年に転居祝いの宴会の時に串に刺したカマボコが使われたことが書物に載っているそうです!  そしてこの永久3年、西暦1115年の「11」と「15」を取って11月15日をカマボコの日にしているそうです!が、ご存知でしたか・・・?   うーん、知らん・・・!
また、このカマボコですが、白身のお魚は高価と言う事もあり、「蒲鉾」もごちそうと考えられ、時には贈答品として使われており、あの「豊臣秀頼」も大の好物であったそうです、また本能寺で「人生五十年・・・!」を謳われ、最後を迎えたとされる「織田信長さん」の最後の晩餐にも出されていたと伝えられております!
また、ごちそうと言う事から、武家の結婚式などに縁起物としては欠かせない「鯛」ですが、この「鯛」があまりにも高価なため経済的に用意が出来ない、なんて時の為にこの「カマボコ」を使い模造してこれに代えたという事もあり、それが、今でも残る「飾りカマボコ」の始まりで、それが次第に庶民の結婚式の縁起物として使われるようになって広がったそうです!
何故? 今日にこの「カマボコ」かと言うと、横浜でも昨日23日にサクラの開花が発表されました、このまま暖かければお花見は今週と思っていたら・・・、実は今日は昨日に比べ気温が7度近くも違う「サブ」な冬に逆戻り、となるとこの土日ではまだお花見は・・・、ですよね?
でも行われます、「カマボコ」と言えば小田原ですよね!  そこでこの26日と27日に「小田原城址公園、二の丸広場」で「小田原かまぼこ桜まつり」!時間は午前10時から午後5時までで、カマボコの「ききかま大会」とかカマボコの手作り実演や、カマボコの板を積み上げ高さを競う団体戦と、なかなか楽しそうですよ!  もちろん軽食のお店も並ぶそうですから、お天気次第でお出かけになるのも良いのではないのでしょうか、気が早いサクラもチラホラありそうですし・・・?  暖かくして如何ですか?
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!