注意!危険!

昨日の新聞に出ておりましたが、一昨日23日に俳優の「平幹二郎さん」がご自宅で亡くなっているのが見つかったと・・・!  それにはご家族の方が「平さん」のご自宅に行かれた時に浴室で倒れているのを発見したと出ておりました!  
その原因は出ておりませんでしたが、これからの気温が下がり、急に寒くなるこれからは我々も気を付けないといけない時期になってきました!  これからの時期に多くなるのが「ヒートショック」と言われるものです!
これにより交通事故によりお亡くなりになる方の倍以上も・・・、なんと年間に一万人以上もいらっしゃるそうです!
この「ヒートショック」は急激な血圧の上昇や下降により引き起こされる物で、特に冬場などの入浴中に起きやすく、身体に大きな負担をかけるために、年配の方の家庭内での亡くなる原因の四分の一を占めるとも言われます!  時期も、当然これからの寒くなる冬が多く12月から1月が最も危険な時期になります!
寒い日や時期に暖かな居間から寒い脱衣所に行き衣服を脱ぐ、すると身体は熱が奪われないように体中の血管が収縮してそのために血圧は「上昇!」、さらにそれからはお風呂に入り寒いので急いで浴槽に・・・! すると今度はまずいきなり湯船に入るので、熱い?お湯に触れると交感神経が緊張するので、またまたここでも血圧は急激に「上昇!」
でもここまでで、これからは「ホッ」として下がると・・・?  いいえ、まだです、この次はもちろん「ホッ」として肩までどっぷりとお湯につかる!それこそ「ごくらく、極楽!」という事ですが、すると今度襲ってくるのがお風呂と言えども「水圧」です、水圧により心臓に負担がかかる、そしてまたまた、また血圧が「上昇!」  ねー、ヤバイでしょ? 特にもともと高血圧のみなさま・・・?
さらに、ここで今度は「ごくらく、ごくらく!」で身体が温まるので血管は拡張してここで血圧は急降下・・・! 血圧は「下降!」、そして今度はあまりに浸かっていると「湯あたり」を起こすので浴槽から出る、ここでは浴槽出ることで先ほどかかっていた「水圧」、これが無くなるので今度はここでも血圧は・・・?   「下降!」
この後に更にまた浴槽に入れば最初ほどではないにしろ「ホッとの水圧と、ごくらく、ごくらく」で「上昇、下降」を・・・!
そして、入浴後脱衣所に出て・・・、するとまた寒い脱衣所なので折角温まった身体が冷えてしまうので、身体は熱を奪われないように再び体中の毛細血管などが収縮して血圧が「上昇!」
ねー?結構なことが身体の中では起きているのです、ですから日頃「高血圧や糖尿病の病気の方」「不整脈や動脈硬化や肥満気味、あるいは呼吸器などの異常があり睡眠時無呼吸症候群の方」病気ではないが「熱いお風呂が好きな方」や「お酒を飲んでお風呂に入る・・・」気を付けましょう!
その注意の為には先ほどの反対が・・・「脱衣所や浴室を温めて置く、湯船に入る前に手や足などの末端にお湯をかけ徐々に身体を温める、湯船は肩まで一気に沈まず足からゆっくりと徐々に・・・、湯船から出る時には急に立ち上がらずに、ここでもゆっくりと立ち上がる、さらに入浴の前後にはコップ一杯のお水を飲んでおく!」  もちろん車と同じで、飲酒の後はお風呂には入らないのですよ!
ともかくお風呂が大好きな日本人です?でもこれからの寒くなる時期、こんな注意をして一日の終わり、ゆっくりと楽しみましょう!  「ごくらく、ごくらく!」と・・・!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!