怖い怖い!

みなさま「とうろうのおの」と言う言葉をご存知ですか?  今の若者、分からねーだろうなー?  でしょ?
これを分かりやすく漢字で書くと「蟷螂の斧」と・・・ですが、如何?  ひょっとしてこれでも若者まだ・・・?ですか?  意外と受験の小学生高学年の少年少女の方がご存知では?
では!  この「蟷螂」ですが、これ昆虫のカマキリの事です、そして斧とはそのカマキリの前足のあのカマの事を・・・!  ここから「蟷螂の斧」とは、カマキリはなんにでも前足のカマを持ち上げえて攻撃の姿勢をすることから「弱いものが自分の力もわきまえずに、強い相手に向かって行く!」と言う、その例えの言葉です!
昨日車で走っていて信号で止まった時にいきなりで・・・! まさにこの言葉の通り「蟷螂の斧」のように、窓ガラスに、この「蟷螂=カマキリ」が飛んできました!  車は止まっていた時だったので良かったですが、いきなりだったのでビックリですよ!
万が一走っている時とか、たまたま窓が開いている時などなどでしたら、時にはパニックに・・・?なんて方もいらっしゃるのではないですか?
秋ですねー!  やはりここ数日のお天気で、散歩にでもと、気持ちよく飛んでいたのでしょうか?  疲れてたまたま降りたところが車の窓ガラスだったと!  
車が止まっている時にはじっとしてこちらを見ているのか?三角の顔を右に左に曲げながら、時々前足のカマを持ち上げておりました!
信号が青になり走り出すと、しばらくはそのまましぶとく?くっついておりましたが、さすがに我慢が出来なくなったのか?風に飛ばされたのか?フッといなくなりました! もちろんいきなり飛んできたように羽がありますから、また次の止まっている車をビックリさせるのか、それともどこか草むらの中にでも行ったのでしょう!
窓ガラス越しだったので止まっている間しげしげと拝見させていただいたのですが、なかなかの迫力のあるお顔をしておりますよね!  当然虫ですから人と比べても、えらい小さいですが、もしも人と同じような大きさだったら結構怖いものですよね?  例えば大きさが150センチほどあったら?   「蟷螂の斧」なんて言っていられないですよね、それこそ反対で「人間のげんこつ?」とかに・・・なんて、バカの事を考えておりました!
でも丁度いまこの気持ちの良い秋になると、と言っても今日はまた生憎の空でしたが! 今頃になるとカマキリは交尾の為に活動的に飛び回るようになり、我々が目にする機会が増えるようになるそうです! 
ただこの交尾と言うと、俗に言われておりますように、この時がオスの最後の時に・・・!と言いますよね、交尾中にメスのカマキリがオスの頭をかみちぎり、くってしまうという!あれですよ! なんとも恐ろしいことと言うか虫ですよね!
ただこの説は当たらずとも遠からじ!で、全てのカマキリが・・・と、言う事ではないそうです、がすべてがないわけではなく、およそ3割近くの種は実際に食べるそうです!  ただこれもメスのヒステリーから?と言う事ではなく、食べることで卵を産むのに必要な大事なアミノ酸を摂取することが出来、雄を食べることで食べない時の倍は卵を産めるようになるそうです!
まさに「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!」? ではないか、身を捨てて浮かばないのですから、まさに自分と言うかカマキリの種を沢山残すと言う事ですか?
なんと考えたらよいのかわかりませんが、いったいこのメスがオスを食べると言う事は、食べられてしまうオスは自分でわかっているのでしょうかねー?  もしも分かっているとしたらば、なんとも悲しい事で、先ほどの150センチの事ではないですが、人であったら?  どうします?種の保存自分のDNAを残すために・・・ですか?
それともかなわないと思ってもで・・・「蟷螂の斧」しますか?
いきなりの秋の飛び込みで、ちょっと怪しいことを思いました!   もー、10月も23日、今月も残すところ8日、これを過ぎ2か月後には、モー新しい年が…です!  暮れお正月が近づいてきます、スピードもそうですが、くれぐれも車の運転には注意をしてですよ!
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