やっぱ、お薬の事は・・・!

サー、サー!あと、いーくつ寝ると?と言うと、もちろんあと二つですが、実際は一つでは・・・? と言うお方も・・・
今日の夜に寝て、明日は恒例のテレビを見ながらの年越し・・・、さらにはそのまま初詣にお出かけなんて方も結構いらっしゃるのでは?
私も毎年の恒例で、お元日の日の出に合わせて初詣に出かけますが、そのままでなく途中で年を越えてから二三時間寝てからなので、あと二つになりますが!
そんなあと一つの方、意外と寝ずに出かけるので眠気の防止にとか、またお里帰りに朝早く出かけるのでその眠気を覚ますためにとかで、今流行の「エナジードリンク」なんて言われる清涼飲料水、特にカフェイン入りの物をお飲みになったり、またはカフェインの錠剤を使ったりする方も多いのでは?  でもこれ使い方で危険と最近言われておりますよ・・・!
確か最近のニュースで九州地方の若者がお仕事の関係で夜の事が多く、その為に眠気覚ましに清涼飲料水に分類される「エナジードリンク」を常用していたそうですが、その方がその眠気の防止で使っていた物で「急性カフェイン中毒」でなくなってしまったという事があり、それ以来今までの様に簡単に摂取しない方が良い、とか今はこの「カフェイン」についての規制は日本ではありませんが、この規制をした方が良いと議論になっているらしいです!
意外とドリンクや錠剤は使わなくても、毎日結構な数「コーヒー」を飲む方もいらっしゃいますよね?一般には「コーヒー豆」から挽いて飲まれる物は10gあたり100mlに60mg、インスタントで有ってもおよそ57mgの「カフェイン」が入っているそうです!
私は飲まないので大丈夫なんて思っている方も・・・?  いいえ、当然カフェインはコーヒーだけでなく、私が常用する「紅茶」にも約30mg、「おーいお茶」などの「お煎茶」には約20mgの物が入っているのですよ!
日本では過去10年間で飲食品でのカフェインの中毒の報告はないのですが、それは今までが大量に摂取することが無かったからで、現代の様にお仕事が夜になったりとか、朝が早いなんて事も増えたり、また眠気の予防にはこの「カフェイン」が効果ありなんて言う説が流れ、ドリンクやガムなどその類の眠気の防止する飲食品が増えてきた事でこれからチョットは注意しないと・・・!
このカフェイン過剰に取り過ぎると「吐き気、動悸、不眠」などの症状を起こし、ひどい場合は意識障害や不整脈と言った中毒症状を、意外や致死量と言う物も設定されているのです!
それではいったいどのくらいであれば?と言うと、このカフェインの目安を決めている「カナダ保健省」では大人はおよそ1日に150mlのコーヒーカップ4杯半程度と言われるカフェイン400mg、10歳~12歳のお子様は85mg、4歳~6歳で45mgでWHO(世界保健機関)では妊娠している女性はおよそコーヒーカップ3杯から4杯までと最大の摂取量が決められているそうです!
最大摂政量だ、致死量だ!なんて薬の様では・・・?  でも確かに日本でも眠気の防止で発売されているカフェイン錠剤は第三類医薬品に指定されていますよね?  やっぱ、くすりじゃん!
でも、第三類の指定ですから、特に薬剤師に相談しなくても簡単に買えるという事ですが、意外に簡単に買えるこの「カフェイン錠剤」ですが、たかがでなく、されどと言うほど?  一回の用量に含まれるカフェインの量が100mgを越える物も多いと言いますから、これ知らずに口に入れる時に、何気なしにコーヒードリンクで飲んでいたりしたら・・・?
清涼飲料水と言われる物の中には含まれる「カフェイン量」はそれぞれ違うそうですが、およそ14mgから多い物で180mgも・・・!
としたら?  これ結構怖い事になってしまうのでは、もちろん知らずにですからなおさらでは?
たのしい年越し、そして新しい年を迎えるために、無理して起きていたりしないで「早寝、早起き」で!  まー、明日の夜はそうは行かないでしょうが、それなりに計画して、少しは睡眠をとりましょう!
そして、このような事も有ります、第三類と言えども、お薬の事は「薬剤師」にご相談下さいね!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!