熱中症も内と外から!

待ちに待った?と言うのは、小学校の低学年のお子様まででしょうか? また海の家や屋外プールなど夏を稼ぎ時にする方?  と言っても、まだ関東は梅雨が明けたとは出ておりませんが! ここ3日ほどのお天気! ものすっごく暑い! いきなり連日の30度越え!
今になるとまだ梅雨寒の方が?と思っても、後の祭り!で、ここからしばらくはこの暑さと戦って!ではなく、なんとか上手に逃げながら、早く秋になーれ!と・・・
それでも去年とは梅雨明けが1ヵ月ほど遅くなりそうな分、暑い夏も短いと・・・?  ともかく、暑さのせいで食欲も少なくなり、つい冷たいものや、のど越しの良いものばかりを口にして、体調を崩したり、おなかを壊したりとなる方が多くなります、ご注意を・・・!
とは言っても、この夏と言えば1日のうちでは1度は耳にする「熱中症!」  体の中の水分が減ると「脱水状態」になり、血液がドロドロに!  血液がドロドロになると?当然動きも悪くなるために、栄養分や身体の老廃物を運びづらくなる、そして汗などもかきにくくなる?そうすると、体温調節が難しくなり、挙句「熱中症」に・・・!
もともと我々人の身体と言うのは6割ほどが水でできているのです!
それが体重の僅か2%の水分が失われると?のどが渇き始め、そして5%を超えると?嘔吐や意識障害を引き起こすと言われております!   その水分がもともと少ないとされる、高齢者の方は、普段でも、のどの渇きなどの感じ方も少なくなるので、水分補給にはこれからは特に気を使わないといけない季節なのです!
ですから、小さなお子様やお年寄りだけでなく、どなたも、意識してお水を飲む!と、言う事は大事なのです!が、日常の水分補給で、もっと大事!と言うと?それはなんといっても毎日の「食事」なのです!
身体の6割が水!と言いましたが、そのうちの2ℓから2.5ℓの水分が日々出たり入ったりしていると言います!  そしてその中の0.5ℓ~1.0ℓは三食の食事をなさっていると、ほぼ補えるそうです!
もちろん食事でとるご飯やパン、そして味噌汁、おかずなどをバランスよくとることで、ほかの栄養素も身体の中に入ってくるのです!  人の体は、呼吸や皮膚からも、汗などにより水分は失われておりますし,もちろん寝ていても同じ様に・・・!
ですから、そのためにも朝食を抜いたり、食欲がないからと、昼はそうめんや冷や麦、そして夜はピール!   では危険なのですよ!
特にビールなどのアルコール類は利尿作用があり、体内でアルコールが分解されるときには脱水作用が起きるので、当然に水分の補給にはならない!  と、言っても、昼間お仕事を頑張り、そしてホッとした時の一杯!確かに答えられない!し、我慢も出来ない!
せめて、そのゴクゴクと飲むことは最初の一杯にして、その後は出来れば?ですが、お水と交互に!と言うのが理想の飲み方に・・・?なのですが!
うーん!これはさすがに、書いていても私も出来ないかな・・・?  でも、水分を飲むことは必要なのですよ! 特に夜などに脱水状態になると「高血圧や心疾患、糖尿病」の方などは、非常に危険な状態になる事も有るのです!
もちろん汗により失われるのは水分だけでなく、塩分や電解質と呼ばれるものも・・・!  ですから、日ごろ補う時にはスポーツドリンクや経口補水液が良いのです!
これから始まる「猛暑、酷暑」これに立ち向かい、元気に・・・!の、特効薬は日頃の食事をバランスよく!そして昼夜のお供にスポーツドリンクなどを・・・!
因みにですが、ビールなどのアルコール類は先ほど言いましたように、水分の補給にはなりませんが、以前言われていた「コーヒー」ですが、カフェインが利尿作用があり、尿量が増えるのでアルコールと同じように適さない!と思われておりましたが、実はこれに科学的な根拠はないと言い!  1日に5杯程度までならばカフェイン中毒の心配もない!と、最近は言われているそうです!
ともかく、気温が上昇するに従い、毎回熱中症による救急搬送が増えると言います、くれぐれも、のどの渇きが出る前に、常に水分の補給をするようにしましょう!
それにしても今日も朝から夜になっても暑すぎる! しかし、少し前に上がったお月様きれいな半月?  空に上がったお月様だけ見ている分には「涼し気に?」見えますよね!
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