溺れる!

昨日も書きましたが、いよいよ待ちに待った夏休み、そしてその夏が来るのを抑えていた梅雨もそろそろ終わり、これからは本格的な夏に・・・!  雨や梅雨寒のころには早く夏が・・・?と思っていても、いざ夏となると・・・?
一昨年や去年のような?またあの猛暑が・・・?と思うと、それはそれで・・・! と、思うのは大人ばかり・・・!
では子供は?と言えば、プールに海に、と連日お出かけに・・・!  そして増えるのが水難事故です、その中で起きるのが? あれほど人が周りにいるのにどうして・・・? と言うのが「溺れる」という事!
まだ泳ぎもあまり・・・の子供たちや、ちょっと泳げる!という子供たちが・・・!  何かの拍子に「バタバタと暴れて!」と言えば、近くにいる大人が気が付き手を貸してあげる!と思いますよね?
ところが実際に「溺れる!」と言う時には? 特に子供たちは「静かに溺れる!」のだそうです!  事実、大人たちはまだ自分がおぼれている!と思えば、大きな声を出したり、出ている身体をいっぱいに使い、知らせたりと映画などで見るような、バシャバシャと暴れて、何とか気が付いてもらおうをするようですが!  いざ小さな子供となるとそうではなく、今の状況を理解できていなかったり、呼吸するのに精いっぱいで、声を出す余裕などはないそうです!
その為に子供の溺れているのは、発見がしずらいのだそうです!  ですから、よくプールなどに出かけると、ある一定の時間で、全員を一度プールから出すような事をしますが、もちろんこれは子供たちは遊びに夢中になるとずっと水の中に・・・!という事も多いので、定期的に身体を休ませる!という事も有りますが、万が一溺れている方が?や溺れた!子供がいないかを確かめる!という作業にも・・・!
プールでも、そして川や海と、水辺に子供と一緒!と言う時には決して子供から目を離してはいけないのです!
そして万が一溺れた時には? と言いますと、まず沈まずにいる事!なのだそうです!   海や川でおぼれているのを発見して、消防に通報したとすると、その通報から救助隊が駆け付けるまでの時間は?およそ平均8分間だそうです!  ですから、せめてその8分間は沈むな!という事に・・・
万が一に、水に沈んでしまい5分を超えると、死亡したり、重度の障害が発生したり?という確率が50%を超えると言います!  助けに来るのに8分ですから、それを考えても沈んではいけないのです!
ではその浮いているにはどうすれば?という事ですが、もともと人の体は空気を吸う事で、身体全体の2%は浮くように出来ていると言います!  よく夏になると学校などでも、もしもの時には?という事で「着衣水泳」の時間がありますが、その時にも教わる、おなかを上にして浮く!という「背浮き!」という方法です!
この「背浮き」をした時に出る、顔の部分、ここがほぼ大事な「2%」に当たるそうです!  顔が外に出ていれば口や鼻で呼吸はできるので、そのまま浮いていられれば溺れる!という事は無くなるのです!
しかしこの「背浮き」も上手にできる方と、そうでない方が?  水が怖かったり、苦手な方はつい身体に力が入り、足が徐々に下に落ちて行ってしまう!すると、身体は立ったような状態になり、一番上の水面上に出ているのは頭のてっぺんの2%に! となると、当然口や鼻は水の中に入ってしまい、呼吸が出来なくなり?溺れてしまうのです!
ではどうすれば?と言うと、そんな時は、まず身近に「浮力体」?を見つけ、身体に近づけ持つことなのです!  この「浮力体」と言う物は、要は水に浮きやすいものを言います!
たとえ「靴でも、そして夏ならばビーチサンダルでも」そんな、なんでも水の中で浮くものであれば、それを身近に持って、そして溺れていることを知らせ、8分間力を抜いて浮いている!
万が一の時には、ともかく沈まないように!という事ですが、安全に子供たちを遊ばせ楽しい夏休みを・・・!と言うのであれば、まず水辺に出かける時は、子供には必ず「ライフジャケット」を着けさせる!という事が大事です!
この夏の時期、5歳~14歳の子供たちの不慮の屋外の溺れによる事故死!  「交通事故」に次いで多いいと言います!
「転ばぬ先の杖!」ライフジャケットはお忘れなく!
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