2%を10%に!

今日は朝から梅雨明けの様の青空が出ておりました、が油断しているといきなりの雨!それもポツポツではなくザッーと来て、それこそ傘なども持っていないと?あっという間にビショビショになるほどの勢いの降り方で!油断のできないお天気の日曜日でした! 
こんな降り方は梅雨明けの時に見られていたように思いますが、そろそろ関東地方にも・・・?ですかね!  しかし、気になる新型コロナウイルスは昨日の東京の感染者数は295名と、これが感染者と心配なるような事でなければ、あと少しで・・・?と思う数ですが、この行ったり来たりの毎日の数!以前にも書きましたように、何か次にステップするための助走の様に見えてしまうのは私だけでしょうか?  まして丁度4連休ですし!そのようにならないように願いますが!
それでも、この連休中、沖縄など南の方にお出かけの方は例年ほどではないにしても、結構な方がお出かけになられたのではないですか?  今週には関西地方では梅雨明けが・・・?とも思われています、来月8月に入ればすぐにでも、今度は夏の太陽が照り付ける毎日になるのでしょう?
ニュースなどでも流れておりますが、そんな夏本番になると出かけたくなるのが?やはり海や川や山ですが、今までも何回か書いておりますように今年は神奈川県内の海水浴場は全てオープンしない!それでも、海水浴にはお出かけになる方も多いですよね?  もちろんその中に私も入るのですが!  
今年の海水浴で違うのは?と言えば、海水浴場が開いていない為に、今までのような海を監視する、ライフセーバーの方などが少なり、海での危険性が今までに比べて高くなることなのです!
例年でも、この時期には水に関係する事故などは増える時で!  毎年1000件を超える件数が発生しているのです! 発生する場所は?河川または海ですが、どちらの方が多いと思いますか?  
海に近い横浜に住んでいるので「海」と思うのですが、これ以外で?「河川」の方が全体の7割以上と、海よりも多いのです!  そして事故に遭う時は「水遊びや水泳中」になるのですが、河川が多いせいか「水遊び」の方が多いのです!  
しかしいずれにしても、河川でも海でも、水遊びでも水泳の時でも関係するのは? もちろん「水」なのです、そんな「水難事故」から子供達を守るには・・・?
「水辺に行かない!」確かに・・・!ですが、それでは水遊びにはならないので、水遊びや水泳をしていて!守るには? と言いいますと、この答えは、よく言われるように「浮いて待て!」なのです!
水の比重は?と言いますと、これは「1」なのです、そして人の比重は?と言いますと「0.98」なのです! という事は?人の身体の方が水よりも「0.02」ですから2%軽いのです、という事は必ず体の2%は浮いている!という事なのです!  ですから、水に落ちてもバタバタせずに身体を放っておけば、どこかは浮いている!という事になるのです!
私は趣味でダイビングをしますが、始めて間もないころには、それこそ水の中に潜ろうとしても、浮いてしまい、沈んでいくのが大変な事!というのを随分と長ーく経験しました! その理由がこの「身体は水よりも軽い!」という事で、さらに水の中に入るための「ウエットスーツ」これも浮力はあり、さらには潜った時に呼吸するための空気の入った「ボンベ」を背負い!ですから、そりゃー考えて見れば、沈むための重りなどまでつけて、ですから水の中に沈んでいくと言うのには、技術がいるのが分かりますよね!
水難の時はその反対ですから、まずはパニックならず、バタバタしない!と言う事が大事なのです!  そして「浮いて待て!」なのです! しかし浮いているにしても、足が下になっていると?当然2%と言うのは頭のてっぺんになり、という事は?顔は水面下ですから呼吸ができない!
では呼吸のできる2%は?と言いますと「背浮き」をすることで、顔は水面に出て鼻や口で呼吸が出来るのです! このわずかな、口と鼻が上を向いて顔の一部が水面より出ている、ここが2%なのです!
しかしなかなかこの姿勢を維持するのは大変で、浮いて待つ時のポイントと言うと?「手足を大の字に広げ、出来れば靴は浮力があるためにそのまま履いているのが良い、さらに大きく息を吸い、肺に空気を一杯にする、あごが下になると沈みやすくなるために顎は空を見るように上を見ておへそを上に持ち上げるように、手は水面よりも下に!」さらに「近くにペットボトルなどのような浮くものがあれば、それを胸に抱えラッコの様に!」と、これらが大事な事だと言います!
現在溺れている人などを発見して、救急に連絡をすると、救助隊が駆け付けるまでの時間は?と言いますと、ほぼ8分ほどと言います、そう「たかが8分されど8分」の大事な時間、その8分間を「浮いて待つ!」これからの夏休み大事な事なのです!
しかし、海などでは波もあり、河川では流れが!ありますから、この「浮いて・・・!」といういう「背浮き」をその中で続けると言うのは、結構大変な事なのです、今年は練習を言ってもプールも海水浴場もオープンしてない!のですから、そんな時の今年は、特に必要なのが「ライフジャケット」なのです、ライフジャケットを着けていることで、先ほどの人の浮力の2%が10%となると言います、10%あると、ほぼ人の頭分は水面上に浮いていられることになるのです!
頭が出ていれば、安心感も違いますし、気持ち的にも楽になり、パニックなどにもなりにくくなるのです!ですから、泳げるから大丈夫!などと言わずに、必ず水遊びにはと! 海や川などに行かれる時には全員分のライフジャケットを持参しましょう!  万が一の時の10%を確実にするために!
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