乗せられた?

昨日のアルコールをのまなくても「脂肪肝」になり、昔の様に飲まない「脂肪肝」は放っておいても・・・!なんてしていると、残念な事に進行もするし、結局はアルコールを飲む方と同じ様に「肝硬変」に、そして悪くすると「肝臓がん!」にもなってしまうのですから!
たとえアルコールは一切飲まないと言っていても、それが健康体とは限らない!人は生身ですから、長年使っていればやはり傷むところも・・・? ですから、年に一度は「健康診断」を受けましょう!と書きました!  早速今日「健康診断」の予約取りましたか?
大丈夫!とか、今は健康だから?なんて思い、無視をして、そのままにしていると、それこそどこかでしっぺ返しが・・・!の様にならないように、ちゃんと受けましょう!  もちろん、私は今年も受ける予約を取りました!
ですが、私もそうでしたが!20歳を過ぎたり、社会人になるのを機会に男性も女性もですが、ほとんどの方はアルコールを飲むと思っていたのですが、最近は違うようだ!という事をご存知でしたか?  この傾向は最近ではなく2008年以前から見られていたそうで、そんな若者のビール離れに伴うビール系市場の縮小を何とかしようと、日本の酒類メーカーは「缶チューハイ」や「缶ハイボール」などのようなものを作り、目先を変えて、その縮小分を補って来ていたのだそうです!
それが当たり、若者に今でも人気のウイスキーなどを使った「ハイボール」などが流行って来ていたそうです!  確かにテレビのCMなどでも「ウイスキー系」のもの、やたら目にしましたよね!
これが炭酸を別に用意しなくても手軽に飲める!という事から、俗にRTD「Ready To Drink」と呼ばれている事なのです!  そしてこのRTD市場を引っ張ってきたのが、度数が7%を超える「ストロング系」と呼ばれるものなのです!
確かに現在では「7%」ではなく、それこそ「9%」が当たり前のように・・・!  そしてなんたって、アルコール度数が高い事で、安く酔える!という事が人気にあったと言います!  そんな酒類メーカーの作戦にのり、現在ではなんとその市場はRTD全体の6割なると言います!
それが、最近になり風向きが変わったのか? あるビールメーカーは2020年の12月に「スマートドリンク宣言」なるものをうたいだし、今度は低アルコール飲料に力を入れ始めていると言います!
このメーカーが出した宣言の中で「体格や体質に合った飲み方を勧め、一気飲みなどの不適切な飲み方を防ぐ!」という事を目標にしていると言います!
このメーカーに同調するように、ほかのメーカーも、今までの7%や9%と言った「高アルコール」から、アルコール度数の3.5%以下の低アルコール飲料やノンアルコールの物の割合を増やしていくという方針に変わって来ていると言います!  だからと!9%などの「ストロング系」も依然作ることは作るのですがね!
そういえば、確かに以前は9%の物が目に付いていたのですが、最近は3%の種類を結構目にするようになりましたよ!
酒類大手が軒並み、低アルコール飲料に力を入れ出したのは何故だと思われますか?
これは世界的に飲みすぎてしまう環境を、健康のためにも改めようという背景が有るからなのです!  さらにこの「ストロング系RTD」をめぐっては、「アルコール依存症」との関係も言われており、ある精神神経病院の専門医などによっても「安くて飲みやすいから、お酒が苦手な人でも量を飲めてしまう!」そのために「依存症になるまでの時間が他のお酒に比べて短い!」と指摘もされているのです!
など等があり、流石にメーカーもこのまま!ということもできず、今回の「スマートドリンク宣言」という事になったようです!
と、結局は酒類メーカーによる操作のような・・・?   如何です!「ウイスキーいかがでしょ?」とか言われ、つい飲んでしまうのではなく! やはり飲む時には、自分できちんと量なども決めて飲まないと!知らぬ間に仕掛けられた落とし穴に落ちてしまいます!
その為にも、客観的に自分の身体を事を分かっていないと!  だから!昨日も言いましたが、50歳未満の方は? そう「健康診断」を! そして50歳以上のみなさまは?出来れば「人間ドック」をお勧めします!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!