「火」

今日は、またここ数日とは違い、冬の寒さになりました!白く雲の張った空で、気温も2時頃でも9度ほどしかありませんでした、みなさまちゃんと着こんでお出かけになりましたか?まさか、昨日までの暖かさに浮かれ、早くも春の装いで?なんてことはありませんでしたよね!
まだまだ暖かだと思うと寒く、そしたまた暖かく!そんな行ったり来たりの日が続くようです、くれぐれも体調の管理には気を付けましょう!  そして昨日も言っておりますように、来週は3月ですよ! 身体の見えない所のチェック「人間ドック」などの健康診断を受けましょうね!
そしてこれも新型コロナウイルスの影響なのでしょうか、夏だけでなく寒い冬でも外でキャンプなどのアウトドアに人気があると言います!
そんなアウトドアなどで欠かせないものは?と言えば、やはり「たき火!」ですよね!
そんな「たき火」ですが、何故かあの赤くユラユラと揺れて燃えている「火」を見ていると落ち着く!とよく言いますよね!  中には燃えている火を見ていると、妙に興奮する!という、ちょっと危険な?と思うような方も中にはいらっしゃるとも・・・?  でも、多くの方はその燃える「火」に魅せられたように、じーっと見入ってしまったり、またその火を囲んで話を!の様に、心地よくなる方の方が多いと!
そんな人間にとっては、良い意味で心の休まるような存在の身近な「火」ですが、それがちょっとした不始末からと言われておりますが、現在も広がる栃木県の山火事に!
始まりは21日と言いますから、すでに6日も経ち、空や陸からの消火活動でも、いまだに収まることなく広がりを見せている!  原因はハイカーの火の不始末からでは?と言われておりますが、カラカラの空気と群馬県や栃木県で呼ばれる、地元に吹く「赤城おろし」と呼ばれる強風にあおられ、民家の近くまで迫って来ているとニュースで、こうなると心休まるではなく、心配の方が・・・!で、すでに避難勧告の出ている地域もあるそうですし!
夜のニュースで流れる山火事の様子では、まさにユラユラと揺れながら静かに広がっている様子を見れば、その姿は「たき火」の時の魅力的な!ではなく、まさに不気味な様子を・・・!
山火事とニュースが流れるのはアメリカやオーストラリアなどの海外からと思っておりましたが、日本でも?なのですね!
過去には1971年に国内でも消防士18人が犠牲になるほどの、大きな山火事が広島県で起きていたと言います!  この時も空気がカラカラのお天気の時だったと!さらに、この当時の消火の方法が火の燃えているところを叩いたりして消す方法が主だったために、危険度が高くそのために沢山の犠牲者が出てしまったと言います!
現在の消火技術や消防活動では、同じような危険度は無くなり、今回の山火事も、ヘリコプターによる空から散水するなどの方法が行われていますが、でも山という事から、地上からは水を引いて放水!と言う事が出来ないような所も多く、消防車なども入れないような山の中には、最終的に消防隊員が水を背負い山に上がり火を消して歩くしかない!と言います!
決まった場所での火で、それもキャンプなどのアウトドアのような時であれば、楽しい、気持ちも安らぐような「火」になるのでしょうが、いったん暴れ出すと、今回のような大変な事に・・・!
「火」を発見したが故に、人間は進化したとも言います、70万年ほど前の「北京原人」はすでに火を使い始めていたといますし、火を使い始めてから人類の脳はその容量が1リットル以上も大きくなったとも言います!  唯一、人が「火」をコントロールしてきたことで、現在もあるのでしょうが、しかし「火」が勝手に動きですと、今回のような事に・・・!
何とも恐ろしいことです! 今回は山で起きている事ですが、毎日の様に夜や昼間も消防車のサイレンが聞かれます、くれぐれも、すぐ近くや、ご自宅の中でも起きるかもしれない事故!今日はパラっと雨が降りましたが、まだまだ乾燥が続いております、くれぐれも身近でも「火」のコントロールには細心の注意をいたしましょう!
暴れ出した「火」!これを鎮めるために願うのは、やはり昔も今も「雨」になるのでしょうか? これ以上大きくならずに収まってほしいです!
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