祝祭日?

今更ですが、今週23日は「勤労感謝の日」と言う事でお休みでしたよね!  そしてこの日が今年最後の祝日と言う事で、後は年が明ける来月12月めいっぱい働くだけ!と、なんとも年の終わりに、月としましてはいさぎよい12月だな!と思います・・・
とは言え、12月がかきいれのお仕事となると、やはり本当にめいっぱい働く!と言う事になるのでしょうが、その他のお仕事や学生みなさまは28日や29日で今年も締め!と、後は久しぶりの、暮れからお正月にかけてのお休みが・・・!  それを楽しみに、も~ひと頑張りですよー!
で、その最後の祝日の事ですが、今までもそうなのですが、ついこの祝日の事を「祭日」と言ってしまうのですが!同じようなみなさまいらっしゃいません・・・?
もしも呼ばないにしても、分かる!と言うみなさまは、若い方ではなく、やはり同じ年代のみなさまですよね!
「祝日」そして「祭日」と言う呼び方は有った事はあったのですよ、ですから現在の祝日も、過去には「祝祭日」とも言われておりました!
「祝日」は「国が定めたお祝いの日」の事を言い、そして「祭日」と言うのは、字のごとく「お祭りの日」で!何のお祭りか?と言いますと「皇室を中心とする神道のお祭りの日」の事だったのです!  そしてこの事は、戦前までは「皇室祭祀令=」と言う法律で定められていたのです!
それが戦後、昭和22年(1947年」)に、その「皇室祭祀令」が廃止になり、すべて「祝日=しゅくじつ」と呼び名は変わっているのです!  もちろんこの時点で「祭日」と言う呼び名はなくなっておりますので、現代の若者には「祭日や祝祭日」と言う呼び名は、まったく「なにそれ?」と言う事になりますので、私の様に「祝日」よりも先に「祭日」なんて読んでしまうみなさまご注意を・・・!
とは言え、今でも23日の「勤労感謝の日」を「祭日」と読んでしまうのは、もともとこの日は「新嘗祭」と言い戦前の「祭日」だった日に当たり、それがそのまま「勤労感謝の日」として「祝日」で残っているからなのでは?と、それも「新嘗祭」=「祭日」として過ごした世代の戦前や戦中のみなさまに多いのでは?と思います、が!でもつい言ってしまう!と言いました私、戦前戦中に縁のない、間違いのない戦後生まれなのですが!  でも出てしまうのですよ「祭日」と言う言葉が・・・?
ちなみに、今回の「勤労感謝の日」と同じ様に、戦前は「祭日」と呼ばれていた日が「祝日」となり、今でも続いているのは・・・?と言いますと!
まず、も~いくつ?と待ち遠しい「お正月」その「1月1日」「元旦」ですが、この日は戦前には「四方節」と呼ばれていたそうです!  また「建国記念日」の2月11日は戦前には「紀元節」と!  そして「春分の日」が「春季皇霊祭」、昭和天皇の誕生日の4月29日は現在「昭和の日」ですが、これは「天長節」、そして「秋分の日」が「秋季皇霊祭」、さらに明治天皇の誕生日が、現在は「文化の日」になりますが、戦前は「明治節」  そして先日の「勤労感謝の日」の11月23日が「新嘗祭」!と、この七つが過去には「祭日」と呼ばれておりましたが、現在では「祝日」となり休日として残っているのです!
そういえば、先日の「勤労感謝の日」には、走っているバスの所には「国旗」が建てられておりましが、気がつかれましたか?
確かに、子供の頃には、この「祭日」の日には各個人の家の玄関先に「国旗」揚げられておりましたが、最近では全く見かけなくなりましたね!
呼び名も変わりましたが、そんな景色も変わっておりました!
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