「虎視眈々?」

コロナもインフルも!何となく下火の様な・・・?で、サクラも咲き、気温も20度を超えるような暖かな日が続くようになり、それこそ「はっるー!」と気持ちも晴れやかな・・・

そして今月末から始まるゴールデンウィーク! 長い方は9日間も・・・!と、ほーら浮かれておりませんか?

でも!ですよ、もしもこの連休などにお出掛け、それも海外に!と言うみなさまは、特に今年気を付けないといけない事が・・・?

それはー? はしか「麻疹」です!確か、先月でしたか2月に関西空港に帰国した男性が感染していたことが確認され、その後おなじ飛行機に乗っていた数人に感染広がっていたと、大阪府でしたか?市でしたから発表がありましたよね! お忘れに・・・ 

2023年は世界的にはしかの感染が広がったと言いますし、その中でも特にロシアや中央アジアを含む欧州地域では、2022年のなんと60倍にもなったと言います!

はしかは非常に感染力が強く、丁度今頃の春先から夏にかけて流行することが多く、咳やクシャミなどの「飛沫感染や空気感染」により広がり、ウイルスの着いた手で口や鼻に触れる事でもの様に「接触感染」などにより広がるため、マスクなどでも防ぎきれないのです!

その予防法は?と言いますと、なんたって効果のあるのがワクチン接種!これが有効で、二回の接種により95%以上の人が免疫を獲得できると言います!

ワクチンの対象年齢は平成18年より「麻疹と風疹の混合ワクチン=MR」で1回目は1歳から2歳未満、2回目は小学校入学前の5歳以上7歳未満が定期接種に・・・

大人の方ははしかに感染すると、子供に比べて症状が重くなりやすいと言われておりますのでくれぐれもご用心!

潜伏期はおよそ10日から12日で、症状は咳や鼻水、のどの痛みがあり風邪に似たような?この症状が4日ほど続き、その後に口の中に白いぷつぷつが出来て来る、さらに39度近い高熱が出て全身に発疹の症状が・・・発症して10日ほど経てば重症化しなければ徐々に発疹も黒ずみ、だんだんと消えていくのですが、しばらくは色素沈着なども・・・!

お子様の場合、合併症で「肺炎や中耳炎」などもなりやすく、万が一重症化してしまうと?脳炎などを引き起こし、まれには最悪の時も・・・?  また妊婦さんが感染してしまうと、流産や早産などが4割近い確率で起きると、結構油断できない病気なのです!

最もこのはしか、一度かかれば「終生免疫」が獲得できるので、大人の方であれば自分がかかったことがあるか?確認を!  うーん!忘れた!と言う方や、接種情報がなく抗体があるか分からない!と言う方で、心配なみなさまは、一度医療機関で血液検査を受けられると良いかと思います!

唯一は「ワクチン接種」ですが、お出掛けでせめて感染のリスクを減らす為の予防法は?と言えば、やはり予防法の基本「手洗いそして手指消毒」や「密集や密閉」の空間を避ける!と言う様に、人ごみの多いところは「君子、危うきに近寄らず!」が良いのですが、でもねー?も分かりますが、くれぐれもご用心!

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