今日は6月7日「6=りょく」そして「7=ない」との語呂合わせから「緑内障を考える日」でした!
「白内障=はくないしょう」はよく耳にしますが「緑内」とは・・・?と、意外と自分にはあまり関係が無い!なんて思っているみなさまも多いのでは・・・?
もちろん、この病気おなじみの「白内障」と同じ「目」の病気なのですが、40歳以上の方の20人に1人は・・・とも言われる、決して関係が無い!なんていう様な事でもないのです・・・! ただ、その症状が一般的にはゆっくりと進行するために、初期の段階では気付きにくい事が多いと言います!
中には急激に症状の出るタイプの事もあり、その場合は「霧視」や光の周りに虹の様な物が見える「虹視症」「眼痛」「目の充血」全く違う!と思う様な「頭痛」や「吐き気」等があり、この様な急性緑内障発作を起こした時には、それこそ一晩放置することで失明を!と、そんな可能性がある怖い病気なのです!
ちなみに、他にも同じ様に目の病気には昔の中国医学には「青」の付く「青内障=せいないしょう」と呼ばれるものも有ったと言います!
「白内障」の「白」は目の中にあるレンズ「水晶体」が濁り、正常であれば透明であるものが、濁って来て外から見ると瞳孔の部分が白く見える所から目の中に「さわり=障り」が!と言う事から名付けられていると・・・
同じく「緑内障」は?といいますと、実際には現代では「緑」ではないのですが、昔中国や東アジアなどで、この病気にかかった方の目が「緑」の様に見えた!と言う事から白内障と同じように「緑内障」と名付けられた!といいます・・・
では昔の中国医学で呼ばれていた「青」は?といいますと、現代では使われておりませんで、その頃!瞳孔や光彩と言われる所が青く見えたのでしょうが、それが現代では?と推測されるのは「重症の緑内障」で眼圧が極端に高くなった状態!や失明状態で瞳孔が変色した時ではないか?と言われます・・・!
いずれにしましても、この「緑内障」なかなかの曲者、自分ではなかなか気づくことも少なく、何か見え方が変な?と思われ眼科を受診した時には心配な!・・・と言う事も?といいます、そこまででなくても「変?」と思われた、視野が欠け見えなくなった原因は視神経が侵されて・・・!
受診により原因が分かり治療を始めても、侵された視神経が元に戻る事は出来ないと言います!
まさに「早期発見、早期治療」に! そのためにも年に1度は眼科を受診なさるのは大事なのでは!特に40歳を過ぎましたらいろいろな意味で責任も出て来るでしょうから、代わりのない「目」ですから今まで縁が無かった!と言うみなさま、6月7日は覚えにくいので6月6日でも、あるいは10月10日「目の愛護デー」でも良いでしょうから、決めて眼科の受診を是非に・・・!
もちろん40歳はと~に過ぎておりますが、私!1年に2回は眼科に行き検査受けております!
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