かき!

昨日は「イチゴ、ミカン」でしたが、今日はこれだー!それは「柿」!
知り合いから頂いたのですが、カキは柿でも「干し柿」! なんでも、もともとはあの有名な甲斐の国の武将「武田信玄」が推奨したことで広がったと言われている「枯露柿」!その歴史は500年から昔だそうです! 信玄公によりと言うぐらいですから、山梨の甲府盆地の松里地区と言うところが有名らしいですが、頂いたのもまさにその地区で作られた物!
元は「福をかきこむ」という事で福を呼ぶ縁起物として新年には鏡餅などに添えて神棚などにお供えしたものだそうです!
柿の果実を乾燥させたものですから、今流行のドライフルーツという事になりますか? ですから、この干し柿は日本だけでなく朝鮮半島、中国、ベトナムなどでも作られていてアメリカのカリフォルニア州でも日系移民の方たちにより伝わり作られているそうです!
元々干し柿は「渋ガキ」を乾燥することでタンニンが不溶性になり渋抜きがされ、甘みがより強くなる、もちろん乾燥しているので普段生で食べる物とはなんとなく食感が違うので、どーも、私はどちらかと言うと苦手です!
でもこの「干し柿」は信玄公が推奨するずーと、以前の弥生時代にその製法が中国から伝えらたと言いますから、そりゃー大変な昔から作られていたという事・・・!
その栄養と言えば、干してある分水分が無くなり、高カロリーな食品となり食物繊維が豊富でマンガンやカリウムなどのミネラル分も多く含んでいる物です、まさに寒い山梨県や雪の多い地方では栄養を取ると言いう事ではうってつけなのでは、それこそ子供のお菓子としても良かったのでしょうね
元々柿のヘタなどは漢方の生薬としてもその文献に載っているぐらいですから結構役にたつ物だったのですよ!
一体あんな柿のヘタを何に・・・? 思うでしょ、そのヘタは乾燥して「しゃっくりやゲップ等」止まらない時に煎じて飲むと効果あり・・・!
ならば本体は? もちろんこれは「しへい=柿餅」と呼ばれ止血や下痢止め、また肺を潤す作用ありと書かれております、さらには良く干し柿に付いてる表面の白い粉、あれはカビではないのですよ!
あれは柿の「糖分」が結晶した物でブドウ糖、果糖、ショ糖からできている物なのです、実はこの白い粉も「しそう=柿霜」と呼ばれ咽喉を潤し痰を切りやすくしたり、身体をスッキリさせる作用があるのです!
まさに、丁度今の時期「受験生」にはぴったりでは? 身体をスッキリさせ、さらには呼吸も楽に風邪の予防も、そして頭の栄養「ブドウ糖」! これから受験に行く時は「ブドウ糖」でなく「干し柿=枯露柿」を持ってお昼休みや休憩のときに食べれば、カロリーも取れるし、ごはんで満腹になりねむく・・・? なんて事も無くお弁当としても最高! こりゃー、一石二鳥!
是非これから受験を控えている方はお弁当でなくこれを持って、休憩時間も有効に使え、さらにはもちろん「合格だー!」
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!