真摯?

昨日より安倍首相や閣僚のみなさまなどが口にしている言葉だそうです!  何に対してか?と言うと、一昨日の沖縄の米軍普天間飛行場の移設計画をめぐり、名護市辺野古沿岸部の埋め立ての是非を問う県民投票の結果を受けての答えです!
24日に行われた県民投票の結果は、みなさまニュースや新聞でご存知の通り、なんと埋め立てに「反対!」が7割を上回った!  この結果には法的な拘束力はないそうですが、今回の反対票が投票資格者総数の四分の一を超えたことから、県民投票条例の規定により知事は安倍首相とトランプ米大統領にこの結果を通知するそうです!
この辺野古の埋め立ての問題は2014年の知事選でも移設反対を訴えた翁長さんが当選し、今回で二回目と、ずっと反対を訴えているのに、安倍首相はその後も移設工事は続行されているのですよね!
そして今回の県民投票の結果が出て、そして25日の朝より安倍首相や閣僚が口にしているのが「真摯に受け止める!」ですよ!  政治家のみなさまが良く口にして我々が良く耳にする言葉ですが、この「真摯」と言う言葉はどのような意味があると思いますか?
「真摯」と言っていながらですから「とりあえず、ごまかす?」と、口にしている皆様と行動を見ていると、そのように感じはしますが?  いやいや違いますよね! その字からすると本当に硬い!と言うか、気難しいという感じの字ではないですか?「真摯!」ですよ!
まず「真摯」の二文字を分解してみると、まず「真」ですが、この字の意味は「嘘偽りがない事」そして「真面目で真剣な事」を意味する漢字で、次の気難しそうな「摯」ですが、まさにその気難しい!を得ているように「まじめ!」と言う意味を持っているそうです!
では?この二文字が付いた字の意味は?と言えば「ウソ偽りのない、まじめさ!」と言う事に!  そして「真摯に受け止める!」となるとその意味は「まじめにひたむきに受け止める!」と言う事から「逃げることなく、覚悟を決めてそのことを受け止める!」と言う事になるそうです!
しかし今回も!かもしれませんが?それ本当に?と疑いたくなるような、言った方の動きでは・・・?  現に翌日も、その辺野古への土砂の投入、埋め立てはされていたのですから!
まさに噓も方便?と言いますが・・・?  ウソではないが?取り敢えずが方便に・・・?   「大きな善行を成し遂げるには小さな非行は許される!」
今回のこの県民投票が自分たちに都合の良い「賛成」が7割であれば?この移設は「善行」になるのかもしれませんが、でなく「反対」が7割なのだからまずは、作業は中止して話し合い、説明を行い、その結果県民の了解を取り、必要であれば再開なのではないのでしょうか?
それを全く無視するように「これ以上の先送りができない!」と、工事の一時中止もなしに続けるというのはどうなのでしょう?
戦闘機の買い注文や、空母に改装問題と国防、軍事?予算の拡大と、いったい日本の国はどこに行くのでしょうかねー?  安心、安全と言われていた日本は・・・?