名前似てても、別もの!

いよいよ本格的な冬将軍でしょうか、朝などの気温が急に下がってきたようで、サブイと言う言葉が起きた時に出るように・・・!  と言っても、昼間はお天気も良く気温も上がり、今まで程ではないですが、それでも暖かな日が、それだからこそ気温差が大きく・・・!  身体の調子も悪くなりますよね!
だからなのでしょう?  咳や鼻水などの風邪のような症状の方が増えてきているように思います!  みなさま大丈夫ですか?
確かに風邪のような症状の方は、増えてきてはおりますが、インフルエンザは流行期に入った!とは言いますが、ちょせつにはまだ感じるほどではないです!  東京や横浜などでも、多少その地域により違うのでしょうが、いずれにしてもいつかは、そして必ず来る流行期!  手洗いうがい忘れずに!
そんな風邪と同じ様にここの所よく見るようになったのが?「口唇ヘルペス!」と言う病気ですが、今までかかったことはありませんか?
「ヘルペス!」今まで出来た方もいらっしゃると思いますが、できると面倒な病気で?  その中でも特に面倒!なのが「帯状疱疹後神経痛」と言われるものなのです!
痛みは皮膚の湿疹と同じ位か、その前に現れ、鈍いものから、鋭い灼熱感や、さすような痛みのものまで、その程度はいろいろだそうです!ひどいものになると、夜も眠れないほど!と言います・・・?
しかし、ほぼ多くは治療により、その湿疹が消え治っていくのと同じようなタイミングで、傷みもなくなっていくと言いますが、中には治った後でもこの痛みが残り、長いと1年以上も続いて・・・!と言う事も有るのです!  この残った痛みが3ヶ月以上続く時に、これを「帯状疱疹後神経痛」と呼ぶそうです、ただこの神経痛ですが全体の3%くらいとも言い、それも若者よりも60歳以上の方に多くみられると言います!
それと同じような「ヘルペス!」と呼ばれる「口唇ヘルペス」ですが、ヘルペスは同じですが、原因のウィルスが違い? 口唇ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス」で、帯状疱疹の方は「水痘、帯状疱疹ウィルス」と言うウィルスなのです!
ウィルスは違うのですが、ただ面倒なのは?両方ともに一度感染してしまうと、なんと一生その人に中に住んで、ストレスや今の時期の様に、寒暖の差からの風邪をひいたり、疲れたり!と言う身体の抵抗力が落ちた時に再発する!と言う、厄介な性格があるのです!
帯状疱疹は「水ぼうそう」と同じウィルスなので、初めて水ぼうそうに感染すると、このウィルスが皮膚に出来た発疹から神経を伝わって神経節と言うところに潜伏してしまう、それが先ほどの様な抵抗力が落ちた時に再活性化して、神経節内で増え、知覚神経を通って皮膚表面に出て、赤い湿疹や水泡が神経にそって帯状に現れてくるのです!  これは自分の体に中で増殖して・・・ですから、人から感染したりして罹るものだはないのです!
ところが、もう一つの「口唇ヘルペス」は原因は単純ヘルペスウイルスなので、水ぼうそうとは違い始めて感染した時にはほとんど無症状と言います!  でもたまにウィルスに対して免疫を持っていないので高い熱が出たりと、全身症状がひどい時もあると言います!
このようにすでに感染をして抗体ができて免疫が有ると、症状は軽くなりますが、帯状疱疹と同じ様に身体の抵抗力の関係で症状が出てくるのです!
この単純ヘルペスにはⅠ型とⅡ型が有り、Ⅰ型の時には顔面それも「口唇」に、Ⅱ型の時は「下半身」にでてくると言います!
この単純ヘルペスウィルスはインフルエンザのような飛沫感染、そして接触感染により近くにいる人の皮膚や粘膜について感染が起きると言います!  ですからインフルエンザの様に「手洗い、そしてうがい」ここでも大事になるのです!
ただ以前は思春期までにほとんどの方が感染しており、40代~50代の方では7割の方が、そして60代の方になるとほぼ9割が、70代以上になるとほぼ100%に近い97%ほどまでの方が抗体を持っていると言われてきておりましたが、最近その年齢が上がってきているとも言われております?
いずれにしても、ありがたくない病気です! 両方ともに季節的になり易い時は?と言いますと「これからの時期の暮れや、お盆、そして会社などの決算期の時期、また連休の後」と、疲れなどが重なるような時期に・・・!と言います、まさにこれからはその時期、インフルエンザに罹り熱が出て、さらに口唇ヘルペスが・・・?なんてそれこそ「弱り目に祟り目!」に・・・!
くれぐれも、ここからしばらくは自己予防での「手洗いうがい!」を実行して「大丈夫!」と・・・!
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