優しさに行動も!

昨日の「点字ブロック」の上に物や人などがない様に、常にその役目の事を考えきれいにしておきましょう!の続きになりますが、その「点字ブロック」ですが、これ初めて考え作られ使われたのは?なんと日本なのですよ!  日本で発明され、そして世界に広がっていたのです!
そしてこれを作った方は岡山県の発明家の「三宅精一さん」と言う方で! まさに日本が1955年頃から始まり、1972年あたりまでの高度成長期で「交通戦争」などとも言われ、車が増えている頃の1964年に白杖をついた視覚障害を持った方が、横断歩道のない道路を渡る時に、その方の間近を車がかすめるように走り去るのを見て驚いたことからだったと言います!
さらには、三宅さんの友達が目を患い、失明宣告を受け、その時に外に出かける時の介添えで、手を貸してあげていた時に、その友達から足裏の感覚や白杖の使い方などを聞いており、それがきっかけになり「点字ブロック」が出来上がったと言います!
「点字ブロック」が作らた1967年、初めて盲学校近くの交差点に230枚が敷かれと言い!  しかしこのころと言うよりも現在もかもしれませんが?この事に関心を示す人は少なく、試作などに私財を費やし、それからの普及には大変厳しかったと言います! 
その後、1970年に大阪の盲学校の職員のみなさまによる「点字ブロック」普及の運動が起こり、駅などへの敷設が行われるようになり、その2年後には東京都を始め、いろいろな自治体による導入が進むようになったそうです!
1972年と言えば「サン薬局」の設立の年です!が、あの点字ブロックが広く使われるようになってまだ50年弱なのですねー!  現代は車いすの方など、結構普通に障害を持った方を町の中でお見掛けするようになりましたが、以前は今ほどは・・・!無かったですよね、それもどちらが先か分かりませんが、バスなどのバリアフリー、電車などでもエレベーターや車両に乗り込むために駅員さんが障害の方に寄り添って!などと、多くの視覚障害者だけでなく、他の障害をお持ちの方たちが沢山街に出かけるようになった事などもこの点字ブロックが広がるように成るきっかけになったのでしょう!
とは言っても、まだ海外では日本ほどの広がりはないようで、駅や交差点などの主要な個所だけ!と言う事も多いと言います!国際的ルールなどない為に、世界各国では共通性がなく、独自での製造や設置になっていると言います!
また日本では弱視の方などにも見分けられるようにと、黄色が使われておりますが、当初は日本でも灰色だったと言います!  海外では日本のような黄色も使われていると言いますが、やはり古い街並みに合わせて!とか、アスファルトや石畳などの道路に馴染むという事が重要視され、弱視の方などには中々分かりずらい色の物も多いと言います!
今回の「点字ブロック」を始め、乗り物や家などでも最近増えている「バリアフリー」この点では、日本は世界でも有数の推進国だと言いますが、その反面!障害を持つ方に対しての行動は同じようには行われていないと言います!
ヨーロッパなどでは障害を持った方への、人のサポートが十分で、駅や街中で困っている方を見かけると必ず声も掛けるし、助けを求められれば率先して手を差し出すと言います! その点日本人は国民性なのでしょうか、声を掛けたりするのが苦手!と言う事が影響して、そんな時でもサポートする!と言うのにはチョット躊躇!と言う事の方が多い様だとも言います!
確かに「あるある!」かもしれませんよね!  「点字ブロック」の規格が制定されて先月9月20日で丁度まる20年だと言います!  如何ですか、これからは心のバリアフリーにも心がけて生活するのも、自分にとっても良い事ではないでしょうか!
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