泣く日!

昨日の「涙活」でしたが、涙活に効果があるのは「感動、共感の涙」でしたから、ドライアイの様に目が乾くの防ぎ、目の働きを保ったり、保護したり!する涙では効果がないということで!
効果があるのは、映画やテレビなどを見ての「もらい泣き」が効果があると!  この心が動かされての様な、感情によって出る涙は「情動の涙」と呼ばれるものだそうです!
そしてこの「情動の涙」と言う物は、人だけが持っている仕組みだと考えられていると言います、同じ人でも赤ちゃんが泣く涙は? 不快に感じている気持ちや、要求を周りに伝えるための物で、赤ちゃんにとっては言葉の様な物になり、これも「情動の涙」と違う物に!
もちろん人も大きくなることで、不快感を「泣く」と言う事で伝えることはほとんどなくなるのですが、不快よりも悔しさなどで流すことは、大人になっても数回は有るのかもしれません・・・?  ある意味この悔し!と言う気持ちで流す涙も、涙を流すことで、ある意味ストレスの発散になり、もらい泣きの時と同じ様に脳のリセットに繋がるとも言います!
昨日も書きましたが、涙を流すことで、脳のストレス解消が出来るのは? 感動や共感などすると、脳の前頭前野の内側部と呼ばれる、額の奥にある部分が刺激されるのです、これが共感している状態に、そこから信号が出て、脳幹にある「上唾液核」と言う部分に伝わり、副交感神経を通じ涙腺に指令が届き涙が出るのです!  なにやらこれがお役所のお仕事であれば?やたら難しい面倒な手続きがいるような事が、人の身体の中ではアッ!という間になのです!
涙が出た後に、心の緊張や不安などが減ると言うのも、涙の出る前には交感神経優位で動いているのですが、これが共感しているという信号が脳内を伝わる途中に、リラックスに変わる副交感神経の方が良く働く様に切り替わって行くからなのだと!
泣いた後に、お腹が空いた様に思ったり、眠くなったりしません? これは泣くことで、交感神経から副交感神経に切り替わったのが原因で、感動などにより涙を流すのは気持ちのバランスを取るためには大事な事になると言えるかもしれません!
良く、年配の方などが「歳を取ったせいか?どうも涙もろくなり!」と言いますが、これはもらい泣きしやすくなるという事が原因で!  「涙もろくなる!」と言うのは、共感する事になるので、その共感するためには「心が動かされる!」と言う事に・・・!
歳を取られる!と言う事は、それだけ長く生きてきているという事になり、その長く生きてきている中で実際に経験し、その事を積み上げてきているので、他人との心の境遇などにもすぐに共感しやすくなると考えれるるからなのです!
ですから、本や映画に触れることも共感を増やすことになるのかもしれませんが、映画や本を読んでいても感動や共感はより増えるという事になり、その涙を流す分、ストレスをリセット出来るのかもしれません!
しかし人の身体と言うのは凄いですよね!  吸収しても、悪い物はいつまでも身体に溜めない様に、その解消の方法も自分で無意識のうちにしているのですから!
泣ける時には「泣いてねーし!」なんて言わずに、我慢せずに涙を流すのは身体の健康の為には良いようですよ!  と言っても大人ですから、やたらどこでも?と言う訳にはいきませんから、やはり週の終わりの、お休みの前の夜あたり!いかがです「泣く日!」と言うのは・・・?
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