遺伝子!

ニュースにもあるように「インフルエンザ」が猛威を振るっている時期ですが、そんなこの時期ではなく例年だと2月頃からのスギの花粉始まっています・・・? なんて質問が時々と言うか、最近は多く聞かれるように・・・?
と言うのもいつもならば2月も中ごろからなんとなく目が痒くなり、鼻がグスグスしてくるのに、今年は1月も10日ごろから鼻グスグスやここに来て目のかゆみが・・・?と言う方が増えております!  今年の花粉の状況は去年よりも多いと出ておりますし、また数の問題でなく、ひどい方は原因の花粉が飛び始めるとすぐに反応してしまいグスグス・・・! まさにまたつらーい季節が・・・!
クシャミや鼻水! ひどい時には下を向いていなくても「たらーり!」なんて事も・・・!  そんな面倒?な「鼻水」何で出るのさ・・・? ですが・・・
花粉症はべつにして「鼻水」もある時には無駄ではない・・・!  まずこの煩わしい「鼻水」ですが、これは「鼻の中の粘液」や「大気中のほこり」などによりできていると・・・!  大半のズルズルの正体は鼻の「鼻腺」と言われるものから染み出てくる分泌された「粘液」や鼻の中の血管から染み出てくる「浸出液」なのです!
鼻の中には「鼻腺」と言われる分泌腺が通っていて、鼻の中が乾きすぎ、細菌などが繁殖しないように粘液を出したおり、またその上には細かな繊毛があり、外から入ってくる細菌など汚れをここで捕まえ外に吐き出す作用を、そして外からいきなり冷たい空気やアッーイ空気が入らないように体温調節も・・・、なのです!
そのほかにも鼻の中には細かな血管「毛細血管」が張り巡らされていて、その血管からは「血漿」と言われる血液中の白血球や赤血球以外の液体の物が出てきております! それに大気中の埃などが混ざって「鼻水」に・・・!
ですから、風邪などの鼻水は鼻の中に入って来た「ばい菌」などを捕まえて外に出そうとする作用ですが、「花粉症」となると一日中に・・・、これは外から入って来た、これからだと、スギやヒノキの花粉、またダニなども、それら「アレルギーの素」となる物が鼻の粘膜にとりついて、と言うか捕まえられると、体の中からの防御反応で化学伝達物質の「ヒスタミンなど」が飛び出し、それたにより鼻の血管が広がり「血漿」が大量に、また鼻腺からも分泌物が多く出てくるために、もー、かんでもかんでも・・・! の状態に・・・!
もちろんこれに伴い一緒に起きる「クシャミ」これも、普段は鼻に侵入しようとした異物、これが粘膜にとりつくためにそれを外に追い出そうと出る反射、これも防御反応!  花粉も同じでクシャミでそとに出そうとしてなのですが、でもこれは反射と言うよりも先ほどの「花粉」に対する生体反応で「ヒスタミンなど」により鼻の知覚神経が刺激され、その刺激が脳内の中枢に伝わりクシャミに・・・! とおなじ「クシャミ」でも本能的な反射で起きるものよりも、どちらかと言うと「花粉」の方が高等・・・?
でもひどい花粉症の方になるとその時には「鼻をもぎたいくらい!」と言いますが、一層「鼻など無ければ・・・?」その時期楽なのに・・・?  鼻がないと呼吸は「くち」で・・・?  そうなると今度は常に口での呼吸ですから、口に中は乾くし! 乾くと咳に・・・?  いずれにしても生きるために必要な「空気」ですから同じで・・・! 
ならば一層面倒なので、鼻の穴が一つならば・・・?と考えません・・・?  ところがこれ鼻の穴は二つですが、目も、耳もですよね? これは人が作られて進化の過程に関係しているそうで、もちろんそれを握っているのは「遺伝子」です!
受精卵が細胞分裂を繰り返していくうちの、分裂が始まり三週目あたりに身体の「バックボーン」と言われる背中側の表面に「脊髄」になる溝ができるそうで、そしてそこから身体の一番の司令塔になる「脳」が出来てくる、そしてその「脳」が左右対称に作られ時にこの「鼻や目、耳」と言ったところもできるそうです、ですから鼻の穴が二つ!になり、脳からはその部分に臭いを感じる神経が伸びていくのだそうで、ですからまとめて一つにはダメー!  脳が右と左に左右対称になっているのと同じだそうです! 
ならばこの時期はやはり「スギ花粉」のないと言われる「北海道!」に・・・!ですか?  うーん!「転地療養」と言う奴ですが!  と言ってそんな大胆な・・・? しょうがない、一時の辛抱で・・・!  せめてその症状が楽になるように、鼻や目がかゆい!・・・、なんて言う「花粉症の症状」が出る2週間ほど前からお薬を飲みましょう!  「備えあれば・・・!」です!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!