「半夏生」

今日から7月、既に気温の高さから言えば夏に入っている様な?ですが、7月の声を聞けばいよいよ季節も夏に・・・!

そんな今日1日は雑節の一つ「半夏生=はんげしょう」と呼ばれ、昔であればこの日までに田植えを終える物だったとか・・・

丁度、今!植物園などに行くとみられるドクダミ科の植物、別名「カタシログサ」と呼ばれる青々とした葉っぱの半分ほどが白く化粧をしたように見える「半化粧」からとも言われたり、暦の「半夏生」の頃に咲くからとも思われたりも・・・ですが、残念ながらそれとはまったく関係ないそうで!

今日の「半夏生」は「身体を温めたり、咳を鎮めたり、胃腸の調子を良くしたり」等の働きで、漢方薬の材料に使われるカラスビシャクの球茎、漢名「半夏=はんげ」の時期が由来すると言います!

夏の半ばくらいに花が咲くことで「半夏」と呼ばれるように!とも言われております!

関西地方では、田植えを終える!と言う事から、稲の根が大地にしっかりと根付くように!と言う事から、豊作を願い!この日には「タコ」を食べる習慣があると言います!

また「タコ」にはタウリンが豊富に含まれていることもあり、夏の疲労回復の効果もあり、この時期に食べるには適していると・・・!

他にも福井県などでは江戸時代の藩主が夏を乗り切るための知恵として炭火で丸焼きにしたサバを食べる事を奨励し、それが今でも続いている地域や、奈良県などでは採れたての麦を使い作ったお餅を無病息災を祈り食べる、香川県ではこの時期収穫したばかりの小麦を使い打った、やはり!「うどん」を等とそれぞれの地域で今でも伝えられている習慣があると言います!

まさに農作業の節目の今日「半夏生」!  さーさー、今年のお米の出来は・・・?

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