干、生、半生、水に氷?

昨日の土曜日は朝から霧雨が降り、時々脅かすようにザアーッと降るのが強くなり、また弱くなりと雨模様でした、がそれも昼過ぎの3時ころには雨も上がり、何となく薄日差す、お天気の横浜でした!
昨日の夜から所々で冠水するほどの降りの所もあったと言います、みなさまの所では如何でしたか?  梅雨と言っても昔のような紫陽花を見に出かけてみようか?なんて考え付くような情緒?のあるような梅雨とは違ってきていますよね?
梅雨と言えば?アジサイやアマガエル、カタツムリが定番だったはずですが、人が感じる前に、すでに「アマガエルやカタツムリ」なんて、とんと見ることが無くなり、とっくの昔に、どこかに引っ越しをしてしまっているのでしょう・・・!
今梅雨を感じると言えるのは、動くことのできない「紫陽花」と、そして「水菓子や涼菓」と言われる・・・?  「水ようかんや葛ザクラ」くらいになるのでしょうか?
でしょ?と言っても、今の若者にはその「水菓子」その言葉!  それ自体もご存知ないのかもしれませんが?  ご存知の、そこそこの年齢のみなさまも「水菓子」と言えば「水ようかんやところてんなどのツルンやプルプル!とした、寒天類のものや、そして現代のゼリーやババロア」などのような、口当たりの涼しげな水分の多いいような、お菓子のような物を・・・!とお思いですよね?
でも、もともとはこの「水菓子」を差すものは、違っていたのだそうですよ!
「お菓子!」お言えば、小さなころには学校から帰ると小銭をもらい、それを握りしめて近所にあった「駄菓子屋さん」に、おやつを買いに・・・!なんて、思い出のある「駄菓子」、そして「水菓子」の反対の物のような?水分の少ない乾燥した和菓子の「干菓子」と呼ばれるもの、この「干菓子」と呼ばれるものには「落雁や和三盆」と言った物で、水分が20%以下と言う定義があるそうです!  そのために、時には、修学旅行で京都に?と言えば買ってくるのが「聖護院」でしたか?の「八つ橋」や「お煎餅」なども含まれる時もあると言います!
ではその「干し」と「水」の間は?と言うと、そう「水分量が30~35%」とこれも定義されている「最中」などで、これが「半生菓子」と分類されているのです!これは日本の和菓子をお菓子!としていたもので、そこに室町時代の終わりになると?西洋より「カステラやボーロ」などの小麦粉などを練って、焼いたお菓子が・・・!
と言う事で、これらの焼き上げられるお菓子の事を?「焼き菓子!」と区別したそうです、焼いてある・・・!と言う事から、先ほどの「干菓子」に入る時も?と言いました「お煎餅」は、この焼き菓子に分類されるときもあると言います!
そしていよいよその「水菓子」ですが?  江戸時代以前は「菓子」や「くだもの」と言う言葉は? 「三食以外に食べる軽い食べ物!」と言う意味で使われており!
ですから、そのままの「果物=フルーツ」もそうですが!「お砂糖などを使った甘いお菓子や、お酒のおつまみのような物まで」「くだものやお菓子」と呼んでいたそうです!
それが、江戸時代の後半近くになり「菓子」と言う言葉は「人が手を加えて作った甘い食べ物」だけを差すようになり!  ではフルーツは?と言いますと、関西の上方では「くだもの」と!そして関東、江戸では?といいますと?ここで「水菓子」と言う呼び名になったと言います!
ですから、以前は「水菓子」という物は「フルーツ=果物」を差していたのです!
ただ地域やその年齢により、今いろんな味も出て人気のある「ガリガリ君」などのような、アイスキャンディーやシャーベットなど、水分を凍らせて作るお菓子を「水菓子」と呼ぶ人も多いと言います!
それとは別で、その和菓子の「水ようかん」などと「シャーベットやアイスキャンディー」を区別するために、それらは「氷菓子」と呼ぶ所や人がいるそうですが・・・!
結局はお菓子の分類からになり、それに上に重なり、そしてまた重なりと訳が分からない状態の様に・・・!  でいったい本来の「水菓子」の意味は・・・?と言いますと、それはやはり歴史的にも由緒正しいのは?「くだもの」になるのではないでしょか?
そして、今まで思っていた「水ようかんや葛ザクラ」は?と言いますと、これは「生菓子」という事で落ち着くのではないでしょうか?
では他にも・・・?で「スイーツ」は?「デザート」は?と、言いだすと・・・!  めんどくせー!となりますから、今までご自分が思い、そして呼んでいた、それでよいでしょう・・・?
という事で、今日は日曜日!  3時のおやつには?梅雨のドヨンとした日、早速「水菓子」の「水ようかん」をいただきました!
「水でも生でも!」どちらでも良いですが、蒸し暑い日に、冷たくしたこれ「うまい!」  最も今日は気温も丁度良く、少し湿気のある感じはしますが!蒸し暑くはない!  それでも「うまいものは美味い!」
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