こんな時に限り!

今日は久しぶりの現場に出かけてきました、もちろんお仕事ですよ!  と言っても、土曜日でこの現場は午前中だけだったのですが!  確かに以前は土曜日と言えば、午前中だけというのが、この世界でも多かったのですが、やはり今の生活のリズムになっているのでしょうか? 病院や診療所でも平日と同じように診療を・・・と言うところも多くなり、サン薬局でも土曜日も同じ様に午後の営業をしているところが増えております!
以前は土曜日の午後と言うと、病院などの医療機関がほとんどお休みに・・・なので、そう言う時に限って小さなお子様などは熱を出したり、耳が痛くなったり、歯が痛くなったり!というのが多かったように思いますが、それは今でも同じようで、お休みの前になると・・・!というのをよく聞きます!
でも今は以前とは違い、日曜日などのお休みの時には横浜であれば各区の中に、それぞれ1か所の「休日診療所」という物が、診療しておりますし、また夜は毎日、夜中過ぎまで診療している「夜間急病センター」という物が、市内には出来ておりますから、昔ほど心配したり、困ることは無くなったように・・・?
でも、今でも親御さんにしては、お子様に関しては・・・、どうして? 休み前や夜中に・・・!というのは同じですか・・・?
そんなこれから心配なこの時期に流行る病気が・・・?
その病気はお子様が中心で、小さな水泡が口の中や、手足に出来るもので「手足口病」という物で、今年は特にその人数が多く、今月の10日から16日に週では、この期間としては過去10年間でも最も多い数になっていると言います!
現在特に多い県としては「佐賀県や福岡県、鹿児島」などの九州勢が・・・、そして東京も、と言いますから用心に越したことは有りませんよ!
「手足口病」! 昔は「夏風邪!」なんていわれていたこともありました、風邪?と言うと冬の時期に!という感じがありますが、インフルエンザウィルスの様に低温や低湿の環境が好きなウィルスが目立つからで!ただ、人と同じようで、ウィルスもそれぞれで、今の時期の様な「高温多湿」を好むものをいるのです!
そんな「高温多湿」を好むウィルスが引き起こす病気の中に、俗にいう「夏風邪」という物があるのです!  代表的な物と言いますと現在流行っている「手足口病」もその一つで、そのほかには「ヘルパンギーナ」や「プール熱」と言われるもので、三大夏風邪とも呼ばれております!
その中の「手足口病」ですが、罹る方のほとんどはお子様で、5歳未満の小児の方が8割を占めると言います!が、残り2割の中に大人の方も感染することが・・・!
この病気には特に特効薬という物はないために、もしもかかってしまった時には?その時の症状に合わせてお薬を!という対症療法になるのですが、一般にお子様の症状がひどくなる事はないのですが、大人の方が罹ってしまうと?
発疹などの傷みはお子様に比べて強く、足の裏などに出来ると歩けないほどの痛みに・・・!  他にもインフルエンザの時のような「全身倦怠感や悪寒、関節痛、筋肉痛」などの症状が出るのです!
またこの病気は1度かかれば免疫ができ!という、物でもなく、ウィルスにいろいろな型があるために、何度も罹る時もあるのです!
大人と違い、お子様の症状は熱や発疹で出ても、それほど長くかかっている物ではなく、多くの場合は1週間ほどで治ってしまうのですが、ただ中には「髄膜炎や脳炎」さらに「心筋炎や急性弛緩性麻痺」のような合併症を引き起こすこともあるのです、ですから高熱が続いたり、頭痛が、嘔吐などの症状がある時には?すぐに医療機関の受診をお勧めします!
もちろんそうでなくても、口の中に湿疹ができて痛く、食事ができない!なんてこともです、今の時期は「高温多湿」という事も有り、知らぬ間に脱水を起こして?と、熱中症などにも注意が必要に・・・!
口内炎が出来、手や足にも湿疹が出来て来たし、熱もあり・・・!  これは、今はやりの「手足口病」!と?  数日、家にいれば治る!なんていっていて、たまたま重症に・・・?という事も有ります!
「風邪は万病のもと!」とも言います、いかに軽い?と思っていても、念のために早めに病院などの受診は大事だと思います!
感染するのは「飛沫感染と接触感染」ですから、冬のインフルエンザと同じように「手洗いやうがい、そしてマスク」などは外出する時、そして帰って来た時は念入りが良いでしょう!
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