梅雨に入るこれからの時期、気をつけないといけないのが? 1年間でおよそ1千件前後も発生すると言う「食中毒!」
そんな「食中毒!」の中でも、ここ5年ほど最も多いと言われるのが「アニサキス」なのです!
アニサキスとは?アニサキス科に属している線虫で、卵から成虫になるまで、魚など海の生物に幅広く寄生しており、幼虫が寄生している魚を生で食べると・・・! 人の胃や腸の粘膜に入り込むことで、ひどい痛みや吐き気に襲われ、激しい胃腸炎を起こすのです!
昨年は400件を超える報告がされていると言いますが、中には報告されないケースも多く、年間の推計では、2万件ほども起きているのではないかと言われております!
もちろん、海の生き物全般に寄生する可能性はあるのですが、特に多いと言われているのは?[サバ!その中でも特にシメサバ」その他にも「アジ、タラ、イワシ、ホッケ、カツオ、サケ、サンマ、ヒラメ、マグロ、マス等が・・・」と、しかしこれは傾向であり全てのアニサキスがこれらの魚に寄生しているわけではない!
魚ではないですが、私の好きな「イカ」も入り、その中でも「スルメイカやホタルイカ等」とも言われます!
アニサキスは魚介類が生きている間は内臓に寄生して居ることがほとんどといいますが、死後時間が経つと、筋肉に移動してしまう事が多くみられるので、新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除くのが予防するには有効だと言いますので、刺身を生で食べる時にも新鮮な物を選ぶのが良いと・・・!
中にはアニサキスへの過剰な体の反応として!蕁麻疹などの症状が出て、血圧や呼吸不全などのアナフィラキシー症状になる事例も出ていると言いますので、お魚を生で食べる時には、くれぐれも注意が必要ですよ!
お酢や塩、ワサビなどではアニサキスは死滅しないために、対策としては「冷凍と加熱が最も有効で!」
「中心部が-20度に達してから24時間冷凍!」や「中心部が60度に達してから1分間加熱!」また「70度以上では瞬時に死滅する!」と言います・・・
もちろん、養殖魚はそのリスクは低いと言います「EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)」が身体には良いからと、お魚やお刺身を選ぶときには、くれぐれも目を凝らして・・・!
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