「体温調節機能!」

連日の猛烈な暑さ!災害情報でも「屋外での活動はなるべく控えるように!」と・・・、気温も35度越え、今日群馬県桐生市ではあとちょっと!これは惜しいと言うのか、それとも届かなくてよかった?なのか39.9度! みなさま暑さを避ける工夫なさっておりますか?

とは言え,私の生まれた群馬県高崎などでも40度近くに・・・!などと言われ、確かに山に囲まれた地域なので、昔も暑い事は暑かったが体温以上に・・・!と言う事はなかったように・・・?

人の平均体温は36度から37度位と言われますが、それを超えて40度となると、大人であればも~ヘロヘロの状態の方が多くなりますが、それとは違うとはいえ!外気温が体温以上の38度を超えて40度に、でも人は何とか「暑い暑い!」と言いながら体調もあまり変わりなくいられるのは・・・?

これが人の身体に備わっている「体温調節機能」と言うやつです!

身体が暑さを感じると、皮膚の末梢血管を拡げ、血液が皮膚の表面を流れるようにして熱を外へと放散する、さらにそれだけではまだ足りない時には?汗をかいて!皮膚から蒸発するときに「気化熱」により体温を下げると言うメカニズムが・・・、さらには暑い環境にならされる「暑熱順化」により、低い体温でも汗をかきやすくなり、汗の量が増え、さらにその汗に含まれる塩分の量を少なくすることで、効率的に体温を下げ、脱水にはなりにくくして夏バテや熱中症のリスクを減らすように働いているのですから!

とは言え、高温多湿の状態が長い間続いたり、水分補給が不足したりすると体温調節機能が追い付かず熱中症や体調不良引き起こすことになります、考えずに身体がギリギリで働いてくれているのですから、せめて自分としてできる!外にいる時には日陰を選んで!や、それこそ若者に人気のハンディーファン等の冷却グッズや日傘、屋内ではエアコンや扇風機などを利用して少しでも「体温調節機能」の応援をして外気温が高い状態でも体調不良になるリスクを減らすように致しましょう!

喉の渇きを感じる前に「水分補給」を、汗を多量にかいた時などにはスポーツドリンクや経口補水液を、また起床時や入浴前後に水分の補給を・・・

エアコンや扇風機を使い、室温を適切に管理、さらに年齢の高い方は暑さなどを感じにくくなるために「温度計や湿度計」などにより室温を確認、服装も吸湿性や速乾性の高い、通気性の良い涼しい物を・・・

そしてやはり十分の睡眠とバランスの取れた食事、そして「暑熱順化」の為に涼しい時間帯の軽い運動!

これらを意識して実践することで、これからの暑さを乗り切っていきましょう!

「体温調節機能」があるとは言え「熱中症警戒アラート」や「熱中症特別警戒アラート」が発表されている時には不要不急の外出は控えるなどの注意は致しましょう!

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